民主党政権になってから
政治家とは、かくも愚かな人々であるかという
慨嘆ともなんとも、表現しようの無い感情を味わっています

その中でも、傑作(?)なのが、柳田稔法務大臣の今回の問題発言です

「法相はいいですよ。二つだけ覚えておけばいい。」

「個別事案についてはお答えを差し控えます。」

「法と証拠に基いて適切にやっている。」

これをテレビカメラの前で堂々と宣言したのです

野党やマスコミは国会軽視として、これを糾弾しています

それは確かにその通りなのですが
しかし、この発言を
国会軽視ととらえることができるのは、相当知的レベルの高い人です

国会とは立法府であり、国権の最高機関でもあります
法律を作る場所ということは、すなわち法律を考え審議する場所です
法律の意味を考えるところでもあるのです
法律の意味が固定したものであるなら、国会は必要ありません
同じく、既存の法律だけで問題が無いとするならば、国会は必要ありません

上記の前提に立ってみて
はじめて、柳田法務大臣の発言の不適切さが分かるのです

柳田法相は、法律そのものについて論じる必要を認めていません
また、国会に対して、誠実に対応する必要も認めていません
しかも、それが間違ったことであるとの認識すらなかったことは
国会を愚弄した発言を、堂々とマスコミの前でしたことによっても明らかです

つまり、柳田法務大臣は日本国の体制そのものを理解していなかったわけです

体制に反逆する発言を
よりによって、法務大臣自身がしてしまったことになります

国会が国権の最高機関であることは
憲法に明文化されています
それを、よりによって”法務大臣”が知らなかったのです