広島の思い出について、少し語りたいです

まず、広島の人達はおだやかで、やさしい人ばかりでした
そのために、旅の途中でいやな思いをすることがありませんでした
私の広島県人に対する印象はとても良いものです

しかし
不思議なこともありました
不思議というより、不可解というべきか・・・

私は毎日、自動車に乗って広島県内を移動していました
そして、広島のドライバーの不可解な運転に気付いたのです
それは、多くのドライバーが

”方向指示器を出さずに路線変更する”

という事実です
一般道でも高速道路でも同じです
少し車間距離が空くと、いきなり割り込んできたりするのです

やがて、私は広島のドライバー達の運転の癖の理由が少し分かるようになりました
彼らは、車線を譲るということを、ひどく嫌うのです
私が方向指示器を出して、車線変更しようとすると
いきなり突っ込んできて、それを邪魔するのです

最近は首都圏でも、この傾向があります
広島は、この傾向が、さらに徹底していました
こうなると、方向指示器を出さずに
隙あらば、いきなり車線変更する方が、かえってスムーズに事がはこびます

広島県民は方向指示器を出すこと自体を嫌っているわけではありません

その事例は
3車線も4車線も指定方向の矢印の付いた左折や右折の交差点があります
並んでいるすべての自動車が左折ないし右折するような場所です
そのような交差点でも
すべてのドライバーが律儀に方向指示器を出すのです

ほとんど無意味な行為を律儀に守りながら
重要なドライバー同志のコミュニケーションは無視する
広島県のドライバー気質は好きになれません

そういえば
宮島に着いた、その日
船着場の駐車場で戸惑う私達の後ろを
猛烈な勢いで通り過ぎた地元の小型トラックがありました
とても、駐車場内で許されるスピードではありませんでした