自然の持つ反復性の中に
人は、神の真理を見
そして自然の持つ突発性や非連続性の中に
神の感情を見たのでしょう

たとえば
台風や雷に、神の怒りを感じるのです

そして
陽光や慈雨に、神の慈しみを感じるのです

自然が感情を持ち
それは神の感情なのだと理解することが
人間が宗教を持つ契機であったと考えられます

神との約束は、必ずしも正確に履行されません
毎年、同じ様に勤勉に働いても
豊作の年もあれば、不作の年もあります

しかし
人は、神が契約違反をしたとは考えませんでした
自分達が何か過ちを犯し、神がペナルティーを与えたと解釈したのでした

そうしたなかで
宗教的な儀式や禁忌が生み出されたのでしょう