広島の厳島神社は世界遺産に登録されています
いわゆる安芸の宮島という日本三景の一つでもあります
日本の宝であり、世界の宝でもあります

実際に行ってみますと
想像していたより小さなお宮でした
その日は、結婚式が行なわれていて、その様子を回廊から観光客が見ていました
外国人の観光客は写真を撮っていました

世界遺産の中で結婚式ができるなんて、すごいことです
ここは歴史の遺物ではなく、生きた文化遺産なのです

厳島神社が小さく見えたのは
宮島が、私が想像していたのより、ずっと大きかったからです
むかしから人の住む、それなりの大きさの島なのです
私は、お宮だけがある、もっと小さな島を想像していました

宮島に渡るには
宮島口というところから15分おきにフェリーが出ていて、とても便利です
しかもフェリー会社は二社あるのです
これなら観光シーズンでも心配ないでしょう

小雨の中、霧のかかる宮島を私は訪ねました
フェリーでは、修学旅行の中学生達と一緒でした
彼らは元気が良かったですけれど
お行儀も良かったので不快な思いはしませんでした

白いシャツの中学生達が厳島神社の朱塗りの回廊に並んでいるのを眺め
彼らが行き過ぎるのを待って、私は回廊を一人で歩いていきました
途中二度ほど、熟年夫婦から写真撮影をたのまれました
結婚式を見ることもできましたから
厳かな気分と幸福感の両方を味わうことができました
一人で厳島神社に来たことを、残念だとは思いませんでした