インドのタージ・マハルは
王が亡き王妃を偲んで建てた霊廟だそうです
その贅を極めた建築は王朝の財政を傾けたとされています

しかし、タージ・マハルを観に来る観光客の落としたお金は
すでにその建設資金を上回っているのではないでしょうか?
長期的に見れば、大成功の公共事業です

同じく、フランスのベルサイユ宮殿も
ルイ14世が、愛人のために建てた建物だとも聞きます
その贅を極めた建築は
それを見に訪れる観光客の落とすお金によって
充分、元が取れているはずです

贅沢を否定する人がいます
家計という枠で考えるなら、それは正しいことかもしれません
しかし、マクロ経済の観点から考えますと
贅沢は経済にプラスの働きをします

同じ数量の資源を使いながら
より経済価値の高いものを作ることは
限られた資源の、より有効な使い道を考えることであり
人類規模で考えても、正しく道徳的なことなのです

経済を語る時は、つねにマクロ経済のことを考えるべきです
わが家の家計の心配と、同じ発想をする人が多いことは嘆かわしいことです

亡き妻や愛人を思う気持ちが
文化を生み、巨大な経済価値を生み出しました
愛の力は、それほど大きく、人を感動させるものなのです