豊かな社会でも、人は不幸になります
運命として、病や事故があります

どんなに文明が発達しても
人の人生から、死と苦しみを完全に取り除くことはできないでしょう

仮に、驚異的に医学が発達して
無痛不死の人生が用意されたとしても
私は多分、それを望まないでしょう

もちろん、苦しみが少なく
健康で長生きできれば、それに越したことはりません
しかし”死の無い世界”というものを、私は想像したくありません

いつか来る”死”が、人生に意味を与えているのではないでしょうか?

運命として、避けれられない不幸はあります
しかし、注意すれば避けられると思われる不幸もあります
人と人の関係から生まれる不幸です

人と人の関係から生まれる不幸の本質は”裏切り”です
だますことや、約束を破ることはもちろん
気持ちを裏切ったり、期待を裏切ったり・・・
裏切ったとされる当人にその意識がない裏切りもあるのです

詐欺や契約違反のような犯罪行為とは別に
様々な裏切りが現実社会にはあります
それが人々の苦しみの背後に隠されています

大学を出たのに、良い就職口が無いことも
一種の裏切りと考える人もいます
大学を出れば必ず良い就職口があると考えること自体
私に言わせれば、幻想に過ぎないのですけれど・・・