理性的であることは
結婚生活を継続していく上では一番大切なことかもしれません
しかし、恋愛をするためには
最大の邪魔者かもしれません

恋愛の本質は、理性の喪失です
人間が運命として背負わされた”性”に身を任せることです
そして他人との間に、もっともプライバシイの強い関係を結ぶことです
強い情動に動かされ、心が支配され、冷静にモノが考えられなくなる状態です

冷静で客観的な人間は恋ができません
別の言い方をするなら、恋をしたら冷静で客観的ではいられません
そもそも、この世に欠点の無い人はいません
それなのに、恋をすると、相手のすべてが好きになってしまうのです

現代の日本人は、結婚を恋愛の続きと考えています

これが大きな間違いです
結婚と恋愛は別モノです
共通している要素は性衝動だけです

現代の日本人は性衝動と恋愛感情を一体と見なしています

これは男性にとっては建前にすぎません
男性は、恋愛感情とは別に性衝動が存在することを自覚しています
まともな男なら、性衝動を動機として女性に近付くことを恥じます

しかし、そうした意識の無い男は、性衝動のおもむくままに、女性にアプローチします
女性は、男性から上手にアプローチされると、性衝動のスイッチが入ってしまいます
そして自身の性衝動を恋愛感情と勘違いしてしまうのです

男性の場合、性衝動と恋愛感情の違いは、明確に認識できます
まともな男なら、性衝動は生理的反応のごときものだと自覚しています

女性の場合はどうなのでしょう?

私の見るところ、性体験の無い若い女性の場合
性的好奇心はあっても、性欲への自覚がいま一つ乏しく
性衝動に一旦火が点いてしまうと
それを恋愛感情であると考え、一気に突き進んでしまうようなところがあります