なぜ電気自動車に私が注目するかというと
テクノロジーの流れとして
すでに”内燃機関の時代が終わった”という技術史観が、私にあるからです

蒸気機関は産業革命の原動力でした
やがて内燃機関が発明され、産業用動力の主力となりました
そして、現代の産業用動力は電器モーターが主役となっています
電気モーターには、内燃機関にはない優れた特質が無数にあるからです

内燃機関が多くのエネルギーを熱として放出してしまうのに対し
電気モーターの放熱はわずかであり、エネルギー効率がはるかに高いのです

内燃機関は、機械的構造が複雑であるため小型化が難しいのです
また、高出力化にともない、重量増加も避けられません
つまり、大型化も小型化も難しいのです

これに対し電気モーターは、構造が単純であり、恐るべき小型化が可能です
デジタルカメラや携帯電話に使われている動力は
いうまでもなく電気モーターです

内燃機関は酸素を吸入し、高熱で有害なガスを大量排気します
電気モーターは、一切、排気がありません、酸素も必要としません
人間のいる室内で安心して使えます

以上、例を挙げればキリがありません

さらに、一つ付け加えるとしれば
電器モーターは動作を繊細に制御できます
その可能性に至っては、内燃機関は比較の対象にもなりません
ロボットが繊細な動きができるのも、電器モーターで駆動するからこそなのです

自動車にも、今後は、より繊細な動きを求められることでしょう
公害を無くすためにも、交通事故を無くすためにも、それは必要なことなのです
内燃機関を電子制御するだけでは、とてもできないことが
電気モーターなら可能になるのです

内燃機関から電気モーターへの転換は
もはや、逆らうことの出来ない”歴史の必然”かもしれません