情報化社会の進展とともに
パーソナルコンピューターの普及を多くの電器メーカーが予想し
コンピューター開発にしのぎを削りました

実際に世界中にパソコンが普及した時
最大の利益を得たのは、パソコンメーカーではなく
基本ソフトの開発者であるマイクロソフト社でした

今後、世界中に電気自動車が普及するとして
その時、最大の利益を得るのは、自動車メーカーではなく
蓄電池メーカーとなる可能性があります
画期的な蓄電池を開発し、基本特許を獲得した者が利益を独占する・・・

おそらく欧米のメーカーが蓄電池の基本技術を独占すれば
間違いなく、その方向に世界が進むでしょう
巨大利権をつかみ、世界を支配しようとするでしょう

蓄電池の開発は、たんに技術的な問題ではなく
全世界を巻き込む、政治的経済的戦略課題だと考えなければなりません

蓄電池技術は自動車会社の得意分野とはいえません
それどころか、むしろ苦手分野かもしれません
なんといっても、自動車エンジニアはエンジン屋なのですから
むしろ電器メーカーや素材メーカーの方が、この分野は強いはずです

巨大な世界の自動車市場を支配する者が
自動車とは、まるで無関係なメーカーとなる可能性があるのです
その可能性を、私達日本人は、どこまで自覚しているでしょうか