東京電力が電気自動車を導入した時
早速、私は見せてもらいました

価格は400万円以上したはずです
軽自動車くらいの大きさで
車体後方にモーターを置き後輪を駆動するシンプルな設計でした
電気モーターで動く自動車の玩具を大きくしたような設計です

極めて簡単な作りの電気自動車が400万円以上もするということは
この自動車の原価のほとんど、おそらく80%近くが蓄電池の価格だということです

内燃機関の自動車は、エンジン技術が最重要でした
軽量で高出力、そして耐久性のあるエンジンを開発し
それを低価格で大量供給できるようにすることが技術者達の使命でした

電気自動車では、蓄電池が最重要技術となります
軽量で大容量の蓄電池を開発し、それを低価格で大量供給しなければなりません

エンジンから電池へと自動車技術の中心が移動するわけです

蓄電池の技術も、内燃機関と似て
能力アップは重量増加との闘いです
蓄電能力を倍にすれば、電池の重量も倍になります

現状の蓄電池は、実用上、まだ少し容量不足です
電池の蓄電能力の向上と、そしてコストダウンは
電気自動車普及のための、克服すべき最大の技術的課題です