経営の冬の時代をいかにやり過ごすか
あるいは、いかに乗り切るか
わりと答えは簡単かもしれません

まず、すべての領域で平均以上を目指すことです

その意味は
もし同業他社の半数は倒産すると仮定すれば
生き残るのは平均以上のところだけだからです

得意分野を磨くことも大切ですが
他の部署も、常に平均以上を保つ必要があります
営業努力、経費節減努力、資金調達能力・・・
とにかく、他社に劣る部分は改善しなければいけません

一方で、他社に抜きん出た部分も必要です
すべて他社並では、実際のところ、平均以上になるのは難しいです
平均的ということは
厳しい不況では50%の確立で倒産の危機に直面することを意味します

不況時代というのは
ただ経費削減をすればいいというものではありません
この時こそ、イノベーションをする時なのです

従来のものが売れないなら
在庫を捌くことだけを考えていては片手落ちです
売れるものを開発することにエネルギーを集中すべきです
そして、従来のやり方に再検討を加えるべき時です

不況こそ、イノベーションのチャンスなのです
不況下の経営に勇気を持つということは
私にとって、そういうことです
”不況はチャンスである”との自覚を持つことなのです

もちろん、全てを一からやり直せなどとは言いません
この世の中には、変えてはいけない原則というものがあります

私にとっては、法と秩序を守ることが、経営の鉄則です
より正確に言えば、安全と秩序を守ることが鉄則なのです
法律を守ることは最低限のことであり
法の定め以上の安全を考える場合もあるのです

そして、新規の企画については
ただ目新しいものを採用するということは、私はしません
従来のものの限界を突破するアイデアを常に求めます
ブレイクスルーこそ、イノベーションの本質だと考えます