中川元財務相が亡くなりました
誠実で正義感の強そうな表情が印象に残る人でした

私は、彼の父親の中川一郎元農水省の印象が悪かったため
中川昭一氏には、あまり注目していませんでした
しかし、父親とは対照的な、ハンサムで純粋な感じが意外であり
好感のもてる政治家でした

北朝鮮による拉致問題に真剣に取り組み
拉致議連会長を務めるなど
誠実で信用のおける次世代のリーダーの一人でした

8月の総選挙に破れ
どんな思いで日々を過されていたのか
私には想像するしかありませんが
できれば、良い長期休暇として
ゆっくり休まれればよかったと・・・かえすがえすも残念です

中川氏が、いわゆる”朦朧会見”で
マスコミの批判を一身に受けていた時
私は、彼に深く同情し
マスコミの触れない、彼の父の死について考えていました

札幌のホテルで自殺したとされる中川一郎氏の死をめぐっては
当時も謀殺説が流されており
中川昭一氏は、家族として、事件の真相は分からないにしても
他殺の心証を持っていた可能性があります

彼は、ホテルの部屋で一人寝る時など
どうしても父のことを思い出し、不眠に悩まされたのではないでしょうか?
そして、睡眠薬やアルコールに頼ってしまったのかもしれません
私は、ずっと、そう考えていました

男としての、政治家としてプライドから
中川氏は、そうした不安を口にすることすら避けたでしょう
しかし、心と体は確実に蝕まれていきました

中川昭一氏の早すぎる死は
私に、驚きと、悲しみと、そしてなんとも説明のつかぬ
重苦しい気分を残しています