日本は自殺の多い国だそうです
実際に、最近の鉄道は”人身事故”でよく止まるので
実感として、自殺の多さがわかります

私は鉄道に突っ込む自殺者を、現代の特攻隊と呼んだことがあります

妻子を養うため、身を粉にして働いても
会社自体の利益が上がらなければ
年収ダウンやリストラ・・・いや
会社そのものが消滅してしまうことすらあるのです
そうなれば、もう家族を養うことはできません

ここで、悪魔がささやきます

「生命保険があるぞ」

「お前が死にさえすれば、妻子は救われるのだ」

一般的な生命保険はもとより
住宅ローンには、団体信用生命保険が付いています
これは債務者が死んだ時点で債務を帳消しにするシステムです

もし会社を解雇されたり、会社が倒産したりして
住宅ローンの債務者が失業した場合
当然ながら、毎月のローンの支払いは滞ることになるでしょう
ましてボーナス払いなど不可能になります

住宅ローンの支払いが滞れば
通常は、一定期間内に督促や延滞利息の請求があった後
抵当権が実行され、家の所有権を失い、家を手放すことになります
家族全員、家を出て行かなければなりません

家は競売にかけられ、それでも債務が整理されないと
さらに、家を失った後も、残りの借金を背負わされるケースもあるそうです

仕事を失い、金を失い、家を失ったうえに
さらに残りの借金の返済を迫られるとしたら
いったい、どうやって生きていけばいいのでしょう?

貴方には、悪魔のささやきは聞こえてきませんか?

50代男性の自殺が一番多いという新聞記事をみて
ふと、こんなことを考えていました
日本の働き盛りの男達の置かれている現実を思うと
私には、他人事とは思えないのです