臓器移植法改正案が衆議院で可決された瞬間
法案提出者の中山太郎元外相は起立して一礼しました

その写真を見ながら、私が目に付いたのは
神妙な顔をして頭を下げる中山元外相ではなく
その周りにいる小泉純一郎、森喜郎、福田康夫、安部晋三
四名の元首相の表情でした

皆さん、法案可決を受けて、手を叩いています
安部元首相だけは、何かを考えているような表情をしています
しかし、小泉、森、福田の三氏は
口元に笑みを浮かべ、実に嬉しそうに拍手をしています
なんだか結婚式の披露宴会場の中のような雰囲気です

この法律の可決は、そのような表情で迎える性格のものでしょうか?

私は、自分の国の三人の元総理大臣達に
なんとも言えぬ違和感を感じました
この人たちは、人の死というものに対し
彼らの人生で、一度でも真剣に考えたことがあるのでしょうか?

この法案の議決に際しては
共産党以外の各党は党議拘束を外し
法案の賛否を個々の議員の判断にまかせました
各党は、この法案の重要性に対し、一定の見識を示したといえます
しかし残念ながら
個々の議員達は、見識の無い人が多数派を占めているようです

そんな中で
賛成が多数を占める自民党の党首でありながら
麻生首相はこの法案に反対しました

私は日頃から、麻生首相には批判的です
しかし今回ばかりは、麻生首相の見識を支持したいと思います

私は、以前から、麻生首相のことを
血統ほど頭の良い人ではないが、人相ほど人柄は悪くない・・・と、評しています
今回もそれが証明されました