電車内の痴漢で有罪判決を受けた青年が
DNA鑑定が決め手となって無罪判決を勝ち取りました
彼の手から採取された微物のDNAは被害者のものと一致しなかったからです

平成19年2月5日朝
西部新宿線鷺ノ宮から高田馬場駅間を走行中の満員電車の中で
花田泰さんは、突然、女子高生に左手の袖口を捕まれました

「触ったろ」

声を上げる女子高生に、花田さんは

「触ってない」

と、必死に否定しました
しかし、駅に駆け付けた警察官に現行犯で逮捕され
連日の取調べを受けることになりました

一貫して否認を続ける花田さんに、捜査員は

「お前しかいないだろう」

と、追求し続けました

花田さんの事件に目撃者はいませんでした
物的証拠もありませんでした

花田さんは、女子高生の言い分と
拘置所で同房だった男(?)の証言によって
有罪とされ、懲役1年4ヶ月の実刑を言い渡されたのです

この度の東京高裁の判決は
女子高生の証言は嘘ではないとしても
満員電車の中で、手探りで花田さんをつかんだのであり
証拠とはできないとし
拘置所の同房の男の証言は信用できないとしました
以上の理由により、花田さんは逆転無罪となったのです
もちろん、決定的な決め手はDNA鑑定でした

それにしても、同房の放火の容疑者が

「オレには、本当はやったんだと言いました」・・・などと言う証言を

証拠採用する、東京地裁の非常識にあきれます
そんな手段を使ってまで、有罪をでっち上げる検察や警察を
私達日本国民は、どう考えたらいいのでしょう
警察につかまったら、おしまいですね

花田さんが裁判闘争に費やした時間は
東京地裁が彼に下した懲役の期間よりも、長いものになってしまいました