塩谷喜雄さんは日本経済新聞論説委員です

彼は、「足利事件」の菅家受刑囚のDNA型と
女児のスカートに付いていた体液のDNA型が一致しないという報道に接し

「これで再審の道が開ける」・・・という

テレビのレポーターのコメントに怒りを示し

”直ちに釈放すべきである”

と主張しました

当然ながら、まだ菅家氏が釈放される以前のことです

塩谷氏の論旨は明快です
DNA型が一致したからといって、直ちに犯人とは特定できない
しかしDNA型が一致しないということは、100%犯人ではあり得ない
・・・ということなのです

日経サイエンス・7月号、49頁の「科学世評」というコラムに書いています
興味のある方は、ぜひ直接、塩谷氏の文章を読んでみてください

私は、日本経済新聞社の論説委員に、これほど明解な論旨を展開し
しかも、私と似た考え方をする人がいるとは、思いもしませんでした

彼は警察及びメディアの科学軽視も容赦無く指摘しています
まったく、その通りです
久々に、優れたジャーナリストを発見しました