政治と金のことを論じたくて
私は田中角栄を論じているのですが
なかなか本題に入れません

私が今、政治とお金の関係を論じようと思ったのは
民主党の小沢代表の政治献金問題を
より一般的な立場で論じたかったからです

簡単に言えば、これが”角栄形政治”の成れの果てだからです

公共事業を計画し、それを建設会社に配分し、利益のキックバックを受ける
それを政治資金として、選挙に勝つ
いったん、選挙に勝てば
利権のある地位を獲得し、さらなる政治資金の獲得に邁進する
このパターンが”角栄形政治”の基本だと、私は思っています

私は、実体を知るわけではないですから
本当は、知ったふうなことは書きたくありません
ただ、どうも、そうではないかな・・・と思えるだけなのです

小沢一郎がこのパターンで政治資金を集めていたことが
今回、明らかになったわけですが
それが犯罪を構成するかどうかは、また別の問題です
政治資金規正法自体、政治家が作った法律ですから
抜け道はいくらでもありそうです

法的に犯罪を構成しなからといって、政治的に正しいということにはなりません
同じく、法的に犯罪だとされても、政治的には正しいことがあるのです
信じられないという人は、私のブログは読まなくていいです

私は、合法か非合法かという問題に興味がありません
明らかな法律違反であるにもかかわらず
ゼネコンや役所が罪に問われなかった、耐震偽装事件や生コン偽装事件があります

一方で、被害者であるのに加害者扱いされたヒューザーのような例もあります

建設会社、特にゼネコンと呼ばれる大手には、法の網が破れてしまいます

ゼネコンの他に、もう一つ特権的な業種があります。金融です
耐震偽装問題など
ボロ物件に抵当権を設定した金融機関が尻拭いすべきだったのです
しかし彼らは無傷で切り抜けました
損害を背負わされたのは、騙された一般購入者でした
物件に抵当権まで設定しながら
金融機関は一切の責任から免れました

どうして、これらの業種が守られるかと言えば
建設会社には政治家の利権があり
金融機関には、旧大蔵省以来の中央官庁の利権があるからです

こうした意味で”角栄形政治”は今も健在です
”角栄形政治”は田中角栄の独占物ではなく
角栄以前にも、角栄以後にも存在しているのです
それを、あたかも田中角栄の独占物のごとく書いたのが
マスコミの学歴差別でした