トヨタ自動車が赤字になるそうです
自動車販売が急速に落込みましたから
ある程度予想できることではありましたが
いざ、そうなってみれば、なんとも言えぬ感慨があります

トヨタが赤字になることがあるのか・・・

かつて同じ様な気分になったのが、バブル経済の崩壊の時でした
まさか都市銀行が倒産するなど
それまでの戦後の常識では考えられない事態でした

そんな世の中の出来事を見聞きするにつけ
人の世の無常を思います

無情ではなく、無常です

けして変わることのない現実などないのです
世の中は変わり、当たり前と思っていたことが当たり前でなくなり
とんでもないことが、いつの間にか、当たり前になってしまうのです
なんだか恐ろしいような、さびしいような真理です

私は、世の中は変わるべきだと考えています
しかしまた、変わらないでほしい多くのものが、この世には存在します
私が遊んだ野山の景色は、多くは失われてしまいました
それはもう、取り戻すことのできない夢となってしまいました

変化だけを見るなら
今よりも、私が子供の時の方が激しかったです

1960年代の小学生だった私は
社会とは、常に変化する現実であり
昨日と違う今日があり、今日と違う明日があるのが当たり前でした

子供でしたから、毎日が変化に富んでいたとも言えますが
それだけではなく、本当に、生活そのものが変化し続けていたのです

生まれた時は、冷蔵庫もテレビもありませんでした
小学校を卒業する頃は、カラーテレビも冷蔵庫もあり
部屋の窓はアルミサッシになっていました

中学生になって、はじめてステーキを食べました
ステレオを買ってもらいました

高校生の時に家を新築し、セントラルヒーティングがついていました
その後、オイルショックがありましたから
あまり効率の良い暖房設備ではありませんでした
父は、せっかく作った我が家が火災に会うことを最も恐れていたようです

今でもその家に住んでいますが、セントラルヒーティングは無くし
その代わり、10台以上のエアコンが付いています
その内の何台かは、お掃除機能付きの最新機種です
去年の暮に台所に付けたエアコンは
お掃除機能はありませんが、消臭機能がついています

変化を当然視する私には
このところ、世の中は停滞しているようにも見えます

私は、自分はのんびり生きていたい方ですが
世の中は、変化に富んでエキサイティングな方が好きです
戦争や革命を望んでいるのではありません
変化を強制されるのは、まっぴらです
平和で自由な社会を望んでいるのです
そういう社会は、けして停滞せず、エキサイティングなはずなのです
そう私は信じています