日本郵政の西川義文社長は
かんぽの宿のオリックスへの譲渡を断念したとのことです
鳩山総務相の反対を理由としていますが
野党をはじめ、世論の総攻撃にあっては
これ以上、事を進めるわけにはいかないという判断でしょう
オリックスもまた、それを受け入れざるをえないということでしょう
宮内社長の人徳の無さが浮き彫りにされました

法律に従った行為を大臣に止められるという異常事態は
本来であれば大問題です
しかし、今回の件は、大臣の言い分も理があり
むしろ、こんな行為を合法化した連中の方が問題ですから
これを機会に問題点を徹底的にあぶり出してほしいものです

かんぽの宿が年間50億円の赤字をたれ流しているので
法律まで作り、それを売却することに決めたのは正しいかもしれません
しかし何故、全国60ヶ所もある「かんぽの宿」を
一括譲渡しなければならないのか、その理由がおかしいのです
従業員の雇用の確保を条件にしたというのですから
ふざけた話しです

自分達の先輩が天下りで就職しているから
彼らを首にしないでくれ・・・という条件をつけて売却したというのです
そもそも、彼らこそ赤字を作った張本人です

”自分達に給料を払ってくれるところなら、土地建物をただ同然で処分する”

・・・という方針なのですから、まったく、ふざけた話しです

”占有者の権利を認めよ”

・・・というかたちで競売にかけたら、不動産はまともな買い手がつきません
そんなものを買うのは、怪しげな連中に決まっています
あるいは、占有者とグルだと見なされても止むを得ません
そうでなければ、文字通り叩き値での取引になります

「けんぽの宿」を叩き売らなければならない理由はありません
一つ一つ競売し、一番高い値をつけた人や会社に売るだけです
そんな当たり前のことを、何故行政はしなかったのでしょう
裏に利権と保身があったことは明らかです
私利私欲のために、国家と国民に損害を与えようとしたのです
一切条件を付けず、競売をやり直しましょう