木村氏の偉業を支えたものは、木村氏の不屈の精神でした

それは間違いありません、しかしそれだけではありません
キャバレーオーナーやホステスさん達だけでなく
じつに多くの人が、木村氏を応援していたのです

ある隣地のリンゴ農家は
他のリンゴ畑から木村氏のリンゴ畑に害虫が集まって来るのを確認すると
積極的に木村氏を擁護し、周囲を説得してくれました

そして、なんと!
木村氏のリンゴ畑との境界近くのリンゴの木を伐採してしまったのです
木村氏のリンゴの木に農薬がかかるのを防ぐために・・・

自動車関連の会社を経営する太田昭雄氏は
まわりから人のいなくなった木村氏と、変わりなく友人として接し
電気と電話の料金を立て替えていました

銀行と消費者金融は
返せる当てのない木村氏に、お金を貸し続けました

銀行の担当者は
木村氏が返しに行ったお金を

「これを返済にまわしたら、生活できないだろう」

と言って、受け取りませんでした・・・それどころか

「10年後には、あなたの時代が来るよ」

と言って、木村氏を励ますのでした

消費者金融の店長は

「どうしても駄目なら、オレが立て替えようと思っていたんだ」

と、話しています