木村氏は、就職してはじめて
本物のコンピューターと出会いました
当時のIBMのコンピューターで
パンチカードをリーダーマシンに入れて操作するものでした

簿記の資格を取り
会計士になることを目指していた木村氏は
コンピューターに強い関心を持ちました

1ヶ月もしないうちに、木村氏は
コンピューターは過去のデータを利用する機械に過ぎない
・・・ということに気付きました

どんなに高性能のコンピューターでも
データを入れなければ使えません
データというものは過去です
過去のデータをどんなに集めて計算しても、新しいものは生まれません
未来は開かれないのです

木村氏にとって
コンピューターというものは、ただの玩具でした
しかしやがて、この機械によって人が使われる
そんな時代が来ることを木村氏は予想したのでした

木村氏は自分の予想が当たったと思っています
コンピューターと同じで
他から与えられたものしか利用できない人が増えた
自分の頭で考えようとしない人々
インターネットも同じ
皆、答えはインターネットの中にあると思い込んでしまう・・・