経済という言葉は
広く解釈すれば人間行動の全てに関わります
モノやサービスの、人と人の間の交換行為は
全て経済であると解釈されるからです

現実的には、モノやサービスの
お金との交換行為の全体を経済と呼んでいます
日本経済といえば
日本全体の、お金とモノやサービスとの交換行為の全てを指します
同じく、世界経済といえば、世界全体の、お金とモノとサービスです

金融機関が破綻すると
世界経済が危機に陥ると言われます
何故でしょうか?

現代は、私達一人一人の生活が世界経済と深く結び付いています
自動車に乗るためのガソリンも、石油ストーブの灯油も
中東をはじめとする産油国から輸入される石油が原料です
石油の出ない日本は、その輸入代金を稼ぐため
自動車その他の工業製品を輸出しなければなりません

こうして巨額の円やドルが世界を駆け巡ります
いちいち船や飛行機で、その都度札束を運んではいられません
そこで、国際業務を行う金融機関で為替決済をすることになります

銀行に充分な資金が無ければ
巨額の資金の為替決済はできません
何時つぶれるか分からない銀行に、巨額の資金を預ける馬鹿はいません
そんなわけで、銀行の経営が不安定になると
ビッグマネーが動く世界貿易が維持できなくなるのです
仮に赤字でも、金融機関は簡単に倒産させるわけにはいかないのです

様々な仕掛け作って、銀行は倒産しないようになっています
これを信用秩序の維持と呼んでいます
銀行だけを保護しているのではなく
経済全体を守るためです