一周間前の話になります
10月11日、毎日新聞夕刊のコラム「憂楽帳」に
キタキツネの子育てのことが書いてありました

女性が最初の出産のときに実家に帰るのは
日本では一般的な習慣です
これは人間だけの習慣だと、私は思っていたのですが
なんと、キタキツネも、最初のお産は母親のところでするのだそうです

キタキツネは、最初のお産を母親のところでするだけでなく
最初の子育ても、自分の母親、すなわち子供達の祖母が担当し
子供達の母親はヘルパー役にまわるのだそうです

初産で生まれた子ギツネは神経質で
成長しても、出産に失敗しやすいそうです

「一人っ子が一人っ子を育てるのは動物界ではありえない」

北海道在住の獣医、竹田津実さんはそう言います

竹田津さんは、長年キタキツネを観察してきました

キツネは2度目の子育てからは祖母を頼りません
ところが、たった1例だけ、理由もないのに
2度続けて、祖母に育ててもらった母キツネがいたそうです