福田首相については
一貫して否定的な評価しかしていなかった私ですが
彼が採り上げた政策の中で、一つだけ私が高く評価するものがあります

それは

「公文書管理強化の方針」

です

私は、この点だけは、大変評価していて、もし

「公文書保護法」、「公的記録保存法」

なるものが実現したら
それはそれで、歴史に残る偉業であると思っています

社会保険庁の年金記録喪失問題など
突き詰めれば、公文書喪失問題なのです

民主主義社会にあっては
政治的決定には必ず根拠があります
前提があり、議論があり、権限があり、責任者がいます
その点が独裁国家との違いです

民主主義国家の公的な決定は
それを下した者が政治家であれ役人であれ
あくまで、国民の代表や代理人なのですから
本来、その内容は全て国民に公開しなければならないものです
そのためには、正確な記録を必ず残さなければなりません

意外にも、福田首相は民主主義の精神の持ち主だったらしいのです

民主主義国は正しい歴史が残る国家です
人口20万人の都市で30万人の虐殺があった・・・などという
とんでもないデマの歴史を平気で作る国ではありません

国家が正しい記録を残す価値は
人々が想像するより、ずっと大きいのです
それは、その国の民主主義が健全であることの証明でもあります
国民の誇りといってもいいでしょう