子供にスポーツをさせることの意義は
第一に体力の増強と運動神経の発達です
第二に全身全霊で喜びや悔しさを感じる感情体験です
そして三番目が、礼儀とルールを学び、社会性を涵養することです

勝つことや強くなることを第一の目的とはしません

ただし、それは勝敗など、どうでもいいということではありません
それどころか、厳しく勝敗や記録にこだわるのです
そうでなければ、スポーツをする意味が無いからです

ルール、マナー、礼儀というものは、全力で闘うからこそ必要なのです

始めから手を抜いているようでは相手に失礼です
スポーツをする喜びは
勝利にこだわり、記録にこだわることによって生まれるのです

健康に良いからやる・・・などというスポーツは、私は大嫌いです

健康は、私の望むところですが
健康を目的として何かをするというのが嫌いです
健康は人生を自由に生きるための有力な条件の一つではありますが
しかし、健康自体を目的とするような生き方を、私はしません

人生の目的の一つは生きることです
生きるためには、健康は有利な条件です
しかし健康そのものは、生きるための手段であっても
目的とするのは不自然な気がするのです

お金を沢山持つことは、文明社会を生きるためには有利なことです
お金を稼ぐことや大切にすることは、文明人には必要なことです
だからと言って、お金そのものは
生きるための手段ではあっても、目的ではないはずです

健康もお金も、それ自体は生きるための手段であり、目的ではありません

スポーツをすることの中に、健康やお金の要素があります
しかしどちらも、私にとってはスポーツをするための手段に過ぎません

スポーツのなかには、日常の価値観を超越する要素と
民主主義のエッセンスが含まれます
人としてこの世に生まれ
これらを知る喜びを味わえないのは、不幸なことだと私は考えます