アテネオリンピックの後
マイケル・フェルプスはインタビューに答えて

「自由形を強くする」

と言いました

この発言の意味を、当時誰も理解できませんでした

今になって思えば
この時、彼はすでに北京オリンピックでの八冠を視野に入れていたのです

ミュンヘンオリンピックでマーク・スピッツが達成した七冠
それを打ち破ることを
密かに、あの時点で、フェルプスは考えていたのです

そのためには、リレーメンバーに選ばれなければなりません

メドレーリレーなら、得意のバタフライで選ばれる可能性が高いです
しかし400mリレーと800mリレーに選ばれるためには
自由形の100mと200mで
米国チームの中で4位以内のタイムを出さなければなりません
自由形の強豪が揃う米国ですから、これは簡単なことではありません

そこでフェルプスは、まず自由形を強化しようと考えたのです
他の種目の練習を継続しながらでも
自由形なら、強化できると判断したのでしょう
あくまで狙いはオリンピックの八冠だったのです

マイケル・フェルプスという競泳選手は
遠大な目標に向かって、一歩一歩進んで行く男です
ある目標を達成したときには
すでに彼の頭の中には、次の目標を達成するための
具体的プログラムが出来上がっているのです

現在のフェルプスは

「全泳法で世界記録を打ち立てる」

という野望に向かって
すでに第1歩を踏み出した・・・というのが私の推理です