科学は民主主義の文化
スポーツも民主主義の文化
これが私の年来の主張です

私がスポーツを熱く語るのは
スポーツが好きだということもありますが
何より、そこに民主主義のエッセンスがあるからなのです
一言で言えば、大衆の喜び、あるいは庶民の喜びといったものです

特権階級ではなく、庶民が楽しめること
分かりやすいルールが設定され、それが守られること
審判に権限があるものの、それを常に大衆が監視していること
それが現代スポーツの特徴です

つまり、観客としての大衆もスポーツの参加者なのです
だからこそ、大衆はスポーツに熱狂できるのです

民主主義社会では
役人や政治家だけが政治をしているわけではなく
大衆こそが政治の主体なのです

スポーツは、これとまったく同じです
プレイヤーや審判が、どんなに優秀でも
大衆の支持を得られない競技や競技団体は発展できません
スポーツは民主主義そのものなのです

そして現代では、スポーツと科学が分かちがたく結び付いています

この夏、競泳界の話題を独占したスピード社の水着なども
科学の成果がスポーツに与える影響の大きさを人々に思い知らせました

競技能力の向上だけでなく、審判制度の向上にも
多くのスポーツで、最新科学技術が導入されています

何より
スポーツの国際大会が、人口衛星を使って世界で同時に観戦できることは
民主主義と科学とスポーツは一体ものであり
同時に発展するということを象徴的に現しています