人々の関心を集めたければ
人々の期待や不安を煽る情報を発すればいいのです

情報化社会の不幸は
人々の関心を得ることに、マスメディアはもとより
すべての情報発信者が支配されてしまうことです

私自身がブログのヒット数に一喜一憂しています

刺激を追求しがちになりますから
日常的な道徳を踏み外しがちになるのです
情報発信者が匿名であれば、さらにその傾向が強まることでしょう

情報空間に不道徳がまかり通るのは
ある意味で宿命です
欲望と恐怖が・・・すべての感情が
丸裸になるのが、匿名の情報空間です

情報の受け手は、原則として、匿名ですから
情報空間には欲望を刺激する情報があふれてしまいます
顔無き人々の欲望を、期待を・・・刺激すべく
ありとあらゆる知恵をしぼるわけです

情報空間を信用の置けるものとするためには
情報発信者が素性を明らかにする必要があります
ところが、そうすると、膨大な匿名攻撃を受ける場合もあります

真実を公表する場合、それが人々に強い影響がある場合
そして、現実社会の利害関係に深く係わる場合
匿名というのは、絶対必要な手段でもあります

情報発信が匿名で出来ることは
選挙の投票を匿名で出来る事と同じく
民主主義を支える原理の一つでもあります

匿名と実名をいかに使い分けるか
匿名という手段を、無責任としてではなく
もっとも重い責任を全うする手段であることを自覚できるかどうか
それが民主主義社会での、情報発信者の価値を決めるものかもしれません