インターネットの書き込みに
犯罪予告のいたずらをする者が後を絶たず
同じサイトの書き込みで、それが犯罪であることを指摘され
慌てて自首する者も現れる始末です

犯罪をこの世から無くすことは不可能です
せめて犯罪の少ない、安心して暮らせる社会であってほしいと思います
そのための有効な手段が厳罰主義です

犯罪を犯せば、厳しく罰せられる
そのこと広く社会に浸透させれば、治安は良くなり
人々が安心して暮らせる社会になるのです

ただし厳罰主義には問題もあります
人は誰も過ちを犯す存在ではありますから
あまりに重い刑罰を実行すると
ちょっとしたことで人生を大きく踏み外してしまう人が続出します
それはそれで、大きな問題です

もう一つの問題が、犯罪者の特定です
犯人は人知れず罪を犯すわけで
真犯人を突き止めることは簡単ではありません
安易な捜査をすれば、冤罪を生む危険があります

死刑反対論者の言い分がこれです
真犯人は神様しか知らないのです
それなのに、不完全な人間の判断で
人の命を奪うことは許されないという主張です

その通りかもしれません
しかし、そうすると
明らかに犯罪者である人間が、国家権力に守られて
のうのうと行き続けることを制度化することになるのです
その方が大きな問題です

冤罪を防ぐには、警察組織の民主化と
科学的捜査の徹底が一番です
そうした努力もせず、死刑制度に反対することは
殺人者達に私的死刑執行の権限を与えるだけなのです

死刑によって命を奪われる人間の数より
殺人によって命を奪われる人間の数の方が多いのです
犯罪捜査の問題点だけを指摘して
社会全体の問題を無視することは許されません

はっきり言えることは
厳罰主義が犯罪を減らすということです
冤罪を減らすために
警察の民主化と科学的捜査の進歩に全力を尽くそうではありませんか