世間一般では、共産主義の反対は資本主義だと考えています
しかし共産主義と資本主義は同じ考え方の
軸足の置き方の違いでしかありません

政府の指導を重視するのが共産主義であり
民間企業の自主性を優先するのが資本主義なのです

共産主義は計画経済ですから
原則として政府の計画と命令で経済活動が行われることになります
しかし現実に計画経済が上手くいったことはなくて
個々の企業は、政府の援助や誤魔化しによって
経営を維持してきたのです

共産主義国家というのは、国家が企業を所有し
共産主義政府の命令に従った企業活動をする経済体制のことです
しかし「計画経済」と呼ばれるそれは、実際には上手くいった試しがありません
不要な物を”計画通り”作ったり
必要な物が計画通り生産されないため、人々は商品を求めて行列したり
貴重品は共産党幹部やエリート層に優先的に配分されたり
不平等で非合理な生産体制でした

一方、資本主義国と呼ばれる国々
例えば日本の場合、企業は政府の支配下にあります
無能の中央官庁天下りがトップに座っているケースも珍しくありません
金融機関では、むしろそれが普通だったりします
なんのことはありません
共産主義国の産業支配と同じなのです

日本に限らず、他の先進国も似た傾向がありました

天下りの他にも
通達やら行政指導やら
法律と無関係な手段で産業支配をしてきたのが
日本の共産主義者である公務員達なのでした

日本の大企業は直接的に政府の支配を受ける反面
政府の保護も受けていますから
ある意味では国営企業ともいえるのです
つまり日本では、公務員と大企業サラリーマンが
共産主義国の共産党員のような身分になっているのです