相続権は庶民にとって、生きる拠り所でした
戦後、それを奪われてしまい、庶民文化は廃れました
ただ貧しいだけの庶民文化がノスタルジーとともに語られています

本当の庶民文化はもっと豊かなものでした
寿司、蕎麦、天麩羅はもちろん
歌舞伎だって浮世絵だって庶民文化なのです
お茶やお花の習い事、着物の着付けなど、みな庶民文化でした

江戸時代、松尾芭蕉が全国を旅しても
日本全国に彼を受け入れる庶民がいました
経済的ゆとりだけでなく
俳諧を楽しむ、精神的ゆとりのある庶民が全国にいたのです

共産主義を発明したマルクスが「相続税」を発明したそうです
そして、この相続税こそが共産主義の本質なのです
相続税を支持する者は、必ず共産主義の影響を受けています

私は共産主義の反対は家族主義であると考えています
家族の生活の基盤は相続によって継承されます
したがって相続権を否定すると、家族が解体されるのです

エンゲルスには、その名もズバリ
「国家、家族、私有財産の起源」という著書があります
エンゲルスはマルクスの最大の同志であり協力者でした
共産主義はマルクス・エンゲルス思想とも呼ばれます
その眼目は、国家権力を簒奪し、家族と私有財産を解体することにあります