共産主義が人々の心をとらえるのは
働かなくても楽な暮らしができるかもしれないという
幻想があるからでしょう

平等な社会になれば、そんなに無理して働かなくても
ほどほどの生活ができると想像するからでしょう

この想像は少しだけ当たっています
たしかに共産主義革命が実現すると
共産党の幹部は、働かなくても楽な暮らしができます
しかし大部分の人々は苦しい生活が待っています

資本家や経営者を追い出してしまうと
実際には社会の生産性が著しく落ちてしまい
一気に貧しい社会になってしまうのです
その貧しさを克服するために共産党が採用する政策は強制労働です

結局、共産主義になると、労働者は奴隷にされてしまうのです
今の日本はまだそこまで行っていませんが
資本家や経営者には厳しい社会ですから
どうしても貧しい社会になってしまうのです

マクドナルドやセブンイレブンで
名ばかりの管理職がサービス残業を強いられた背景も
じつは同じことなのです
企業が生き残るためには、やむを得ぬ手段だったのです

消費者が安いハンバーガーを喜ぶかぎり、低賃金は続くのです
労働者を搾取して資本家が暴利を貪っていると考えるなら
さっさと退職すればいいだけです
ほかに仕事がなければ、その仕事を続けるしかありません

消費税が導入されてからは
給与には消費税をカウントできないため
人件費を思い切り削減しないと、経営が成り立たなくなってしまったのです
どうしてそうなるかは、私は何度かこのブログで解説してきました

簡単に説明すると、消費税は新手の事業税なのです
ただし「人件費」、「金利」、「固定資産税・都市計画税」は経費算入できません
したがって、企業はこの3つを削減するようになったのです

人件費を削り、借金はせず、不要な不動産は処分します
その結果、リストラ、低賃金、就職難、不動産価格の低迷、超低金利という
この20年間の日本経済のトレンドができたのです