共産主義の自己矛盾とも言うべき現象が国家主義です

共産主義は国際主義ですから
本来であれば国家主義と対立するはずです
ところがどういう訳か、スターリンの一国社会主義をはじめとして
共産主義者は、毛沢東も金日成もカストロもチャウシェスクも・・・
皆、国家主義者の独裁者なのです

傍から見ていると共産主義を口実に民衆を騙し
権力を奪い、独裁者になったということになるでしょう
そうなると、共産主義は政治的ペテン師の常套手段ということになります

騙すペテン師が利口なのか、騙される民衆がバカなのか
私には判断がつきかねます
それというのも、騙された民衆は確かにバカですが
ペテン師は、はじめは騙す気はなかったのかもしれないからです

ペテン師達は自分には優れた企業経営能力があり
私利私欲が動機の民間経営者と違い、道義心があると考えていたのです
さらに、ペテン師達は、企業経営なんて簡単だと舐めていたのです

実際には簡単ではなかったので、社会が大混乱に陥り
政敵を倒し、権力基盤が安定してからも、生産性は上がらず
社会主義国は、民衆は貧困のまま、社会は停滞し続けたのです

共産主義者は自分達の勢力範囲を外界から遮断し
その中の民衆を強制労働で搾取する以外
権力を維持する方法がありませんでした
そんなわけで共産主義者は、ことごとく国家主義者となり
独裁者となっていったのです

そんな政権が長く続いたのは
国民は私有財産を奪われてしまっていたため
奴隷常態に置かれていても、立ち上がることができなかったからです
奴隷国家を延命させたのは内政不干渉の原則でした
チベット問題は中国の内政問題であると言う様に・・・