世界に例が無いと、日本水泳連盟が豪語する
日本独自のオリンピック選考方式とは、どのようなものでしょうか

これは、各種目の世界ランキング16位のタイムを
参加標準タイムとすることなのです
わかりやすく言えば
確実に準決勝に進出する見込みのない奴な派遣しないということです

法外に厳しい条件ですが、各種目そうなっていますから
ここだけ取り上げれば
特に自由形だけを不利な扱いにはしていないように見えます

しかし現実的な問題として
もし世界中が同じ条件でオリンピックに参加したら、どうなるでしょう?
じつは競技としてのオリンピックは成立しないのです

もし自由形の選手が16人しか参加しないオリンピックであれば
リレーは最多4チームしか出場できません
4ヶ国しか自由形の選手を派遣しないということは考えられませんから
実際には3チーム以下となり
出場するだけでメダル獲得が確実になります
そんなものが世界最高峰の大会となるわけがありません

もちろん、水泳連盟の言い分はあります
リレーはリレーで、上位4人の合計タイムが
世界ランキング16位相当であれば派遣するという基準があると・・・
しかしリレーの場合、4人の合計タイムより早くなるのは常識です

競泳競技の半分は自由形の競技です
水泳選手の大半は自由形の選手といっていいのです
自由形は、それだけ競争が厳しくなるので、他の種目に流れる選手がいるだけです

競泳は演技種目ではなく、タイムを競うものですから
自由形が中心となるのは当然なのです
自由形は種目競技ではありません
バタフライがクロールより早ければ、
バタフライの泳者が自由形の勝者となるのです

それより何より、なぜそんな厳しい条件を付ける必要があるのでしょう
予算が無いなら、選手個人に負担させればいいでしょう
海外旅行もめずらしくない時代です
その程度の金は選手が用意できますし
用意できない選手には、水泳連盟が率先して一般に協力を求めればいいのです