桐蔭学園を上空から眺めると
石油備蓄タンクを斜めにしたような不思議な建物が見えます

12万坪ある桐蔭学園の敷地の中ですから
航空写真でみると、あまり大きく見えませんが
1769席ある本格的なホールです

これが桐蔭学園の誇るメモリアルホールです

設計は丹下健三ですが
鵜川昇先生の思いが込められた建物といっていいと思います

建築後も楽屋を改造したり
音響システムも、何度も手を加えています

私は、はじめてこの建物の存在を知った時
いったい、これは何なんだ?・・・と、しばし呆然としてしまいました
内部の構造が、まるでオペラハウスのようになっているのです

やがて、この建物を企画した人の意図が理解できました
一流の音楽家や劇団を呼ぶ気だな・・・私は、そう直観したのです
そして、それはまさに私の直観通りのものでした

私がピンときたのには理由があります

一流の音楽家や劇団は
音響設備の整っていない学校の体育館なんかには来てくれない
・・・ということを、中学生の頃、聞いたことがあったからです
その記憶は、私の心の底にずっと残っていました

桐蔭学園の園児、児童、生徒は
学園の敷地内で、一流の音楽家の生演奏を聴き
一流の劇団の演劇を観劇することができるのです