鵜川先生が修学旅行を嫌ったことは
桐蔭学園の関係者なら、誰でも知っています
なんと言っても、桐蔭学園には修学旅行がありませんから

根本的理由は、鵜川先生が公私混同を嫌ったことにある
・・・と私は思います

修学旅行に行くと、旅館の人は
教師には生徒とは別のご馳走を用意し
酒を出して饗応する習慣がありました

小山台高校時代のある年、鵜川先生は自分だけは酒を飲まず
生徒の飲酒を発見したことがありました

その後の修学旅行では、教師全員で申し合わせて
酒を辞退することにしました
ところが、教師用に用意された別室には
断ったはずの酒がついていました

約束違反だと抗議すると

「そんなことをおっしゃる先生は、今まで一人もおらはりませんでした」

と、旅館の人は笑いながら答えるのでした

それでも、頑として酒を下げさせると
まるで宇宙人でも見るような顔をされ
先生のほうが驚くばかりだったそうです

それほど、一般化した習慣だったわけです

たしかに、私の記憶でも
修学旅行の旅館の食事は先生達とは別だったように思います

鵜川先生は、教室以外での生徒の行動を見ることや
団体訓練の重要性は認めています

桐蔭学園では、修学旅行はありませんが
サマーキャンプやウインターキャンプが実施され
登山やスキーを習います

ただし今年からは、サマーキャンプは廃止されることになりましたが・・・