私は、小山台高校補習科設置の経緯には秘密があると指摘しました
しかし、そこに何か批判すべき点があるとは思っていません
それどころか、誰からの批判も受けない堂々たる教育事業だったと思っています

都立小山台高校の補習科は
学校の校舎も教師も使いませんから
実際には、学校に隣接して予備校を作ったようなものです
これでは、東京都が文句を付ける余地はまったくありません

これに比べて、日比谷高校の補習科は問題です
東京都の財産である都立高校の校舎と教師を使って
もはや都立高校の学生ではない、浪人生の受験指導をしていたのですから

それができた根拠はただ”既成事実”だけです

日比谷高校は自由な校風だった・・・と言われます
しかしそれは、公共物の私物化によるパラダイスであり
”公費天国”そのものだったのです

日比谷高校全盛期の学生達の多くは、東大に進学し
中央官庁のキャリア官僚になりました
そして、この世代の官僚が”公費天国”を作り上げ
中央官庁の腐敗を決定的なものにしたのです

世界における日本の国家的地位を沈めたのも、この世代の官僚です

私立学校出身者であっても、学歴に関係なく
日本の官僚機構で出世できるような時代が来れば
日本の国運は、もう一度隆盛に向かうかもしれません