ブランドとの付き合い方が
日本とイタリアとは少しちがうようです

イタリアの大学は5年制です
卒業しても2年くらいはタダ働きをさせられます
インターンシップ制度が社会の中で確立しているからです

その後、やっと仕事を見つけて就職しても
もらう給料は手取り7万円
女の子達は、その給料を一生懸命ためて毛皮を買います

そうして買う毛皮はロングコートです
仕立てを変えるたびに、ちょっとずつ短くすれば
お婆ちゃんになるまで一生着られるからです

「若い人が毛皮を着ているから、イタリア人はお金持ちだ」

と考えたら、大きな間違いなのです

イタリア人は、ずっと先のことを考えて買い物をします
日本でも有名なイタリアのファッションブランドは
そういうお客さんたちが育ててきたものです

使えるお金は決して多くはないけれど
いいものを長く着たいという人たちのために
お店は商品を作っているのです