江戸時代に、名字帯刀を許すといえば
農民や町人でも、武士に準じる身分を得たことを意味しました

明治維新で、日本人は正式に名字を名乗ることができるようになりました
それと同時に兵役の義務も発生しました
日本人は名字帯刀を許され、武士としての身分を獲得すると同時に
武士の義務である、兵役を課せられることになったのです

兵役があるということは、国のために死ぬ危険を負うことですから
死んだ後の家族の心配があります

ここでもし、現在のような相続税があったとしたら
兵士はまったく死に損ということになります
国のために死んで、しかも遺族が財産を国に奪われてしまうことになります

戦前は家督相続が確立していましたから
そのような心配はありませんでした
現在の日本のような、非情冷酷なことはなかったのです
兵士達が、御国のために、喜んで戦地に向かったのは当然のことでした

戦前を悪く言う人達は
なぜ戦前の日本人が勇敢であったか、その理由を言いません
皇民教育によって洗脳されていたというような説明をします

しかし教育だけで、人々が勇敢になれるわけではないのです
戦死しても大丈夫な体制があったからこそ
日本人は勇敢に戦ったのです

ここに、アジア・アフリカ地域で、日本一国だけが
欧米の植民地にならなかった理由があります

封建時代の武士が命を賭けて戦い
土地の権利を維持し、家族を守ったように
近代国家の国民となった日本人は
命を賭けて戦い、国を守り、家族を守ったのです

第二次世界大戦以前に、このような体制の整った国は
アジア・アフリカ地域では、日本だけでした
財産権、相続権の確立していた日本だけが
近代化を成し遂げ、独立国家を維持することができたのです