マルクスの生きた時代には、町に貧窮者があふれていたことでしょう
食べられる食料が無価値であったり
使える道具が売れないといった現実は想定できなかったことでしょう

現在の日本では、ものを売るのが、とても難しくなっています

売れそうなものは、皆が競争で作りますから
すぐに供給過剰になって、売れなくなってしまいます
商売をするのが、大変難しくなっています

お金はありませんから、銀行に借りに行きます
その借金を返すために、必死に商売をするのですが
儲かれば税金、損しても借金というわけで
役所と金融機関だけが儲かるシステムが確立しています

金融資本が社会を支配することはレーニンが発見しました
この金融資本論を使って国家経営を行ったのが戦後の日本です

個人の資本は取り上げ
法人に資本を持たせ、その法人を金融機関が支配する
そして金融機関を国家官僚が支配する
・・・というシステムです

大蔵省の天下りが金融機関の役員やトップとなり
金融機関の天下りが企業の役員やトップになる・・というシステム
国家経営のマルクスレーニン主義といっていいでしょう

相続税、贈与税、固定資産税によって個人の資産は国家が没収し
法人化された資産は金融機関を介在させて間接的に支配してきました

このシステムの欠陥が露呈したのがバブル崩壊でした
もはや大蔵省は金融機関を支えることができませんでした
国が莫大な借金を作って金融機関を救いましたが
国民は、ただツケを回されただけでした