辞意表明した小沢一郎は、まだ辞めません
なんだか慰留されているようです

党内が代表の意向に反対しているので
それなら辞めるというと、今度は慰留するというのも変な話です
民主党の政治家の考えていることは良く分かりません

要するに、彼らにとって
小沢一郎は選挙に勝つための武器なのでしょう

小沢一郎にとって、政治はゲームです
選挙もまたゲームであり、いかに勝つかということに
彼はいつも秘策を練っていることでしょう
それが、選挙に自信に無い代議士には、なんとも頼もしく見えるのでしょう

代議士の仕事というものは、選挙に勝つことではありません
国民の利益となる政策を実行することです
しかもその方法は、お金を使うことではなくて
法律を作ることや、悪い法律を無くすことです

国会は立法府です

国会議員の皆様は、何か大きな勘違いをしています
彼らは選挙に勝ちさえすれば、高額の給与が支給されるものですから
選挙に勝つことこそが自分の仕事であると考えているのです

そこで選挙に強い政治家と
選挙資金を集めるのが上手い政治家は
常に政界のボスとして君臨することとなります
その代表が小沢一郎です

醜い利権争いと、みっともない選挙運動が日本の政治の実態です

この政治の醜態が、いかに国益を損なってきたか
その一例が今回の小沢氏の騒ぎです

衆議院を親米の自民党、参議院を反米の民主党が
それぞれ圧倒的な多数を占めてしまったため、対米外交ができなくなり
危機感を感じた財界とマスコミが
福田小沢両氏にはたらきかけて実現したのが
今回の大連立構想の談合です

インド洋給油問題はその象徴です

アメリカの意を受けるというより、それを先取りして
財界とマスコミが動き、それに政治家が機敏に反応する
役所も当然、それに同調しています

それが日本の”空気”です

小沢一郎といえども、そうした日本の政治システムの中で
使い回されているだけなのです

この”空気”に逆らえば、選挙での協力は期待できず
逆風の中で戦い、やぶれた
安部総理の二の舞となるのです