ダイオキシンの毒性が世に喧伝されるようになったのは
1996年からです
97年、98年と一気に報道量が増え、ピークに達します

所沢産の野菜が虚報の被害を受けたのが99年です
今思えば、ダイオキシン報道がもっとも過熱していた時期でした
それから急速に報道量が減り
最近では、あまり見かけなくなりました

ベトナム戦争の時、米軍は大量の枯葉剤をベトナム全土に撒きました
この枯葉剤の中にダイオキシンが入っていて
胎児に奇形をもたらすとされました

その証拠がベトちゃんドクちゃんという名の結合双生児でした
今月6日、ベトちゃんは亡くなりました
26才でした

年齢から逆算すると、ベトちゃんドクちゃんは
ベトナム戦争終了から6年後に生まれています
彼らの奇形が、ダイオキシンの催奇性によるものであるとするなら
5年以上経過しても、その毒性が消えないということになります
ベトナム中に多数の結合双生児や奇形児が存在することになります

ベトちゃんドクちゃんの分離手術は日本の協力で行われました

私は、同じようなケースの手術が
今後次々に行われるものだとばかり思っていました
ところが、そのような報道は見たことも、聞いたことがありません

ベトちゃんドクちゃんの、ただ一つの事例をもって
これをダイオキシンが原因だと断定するのは
科学的に無理があります