人々が幸せに生きられる社会
それが理想であることは、当たり前のことです

幸せは定形がありません
結婚して幸せになる人は沢山います
けれども、結婚しない方が幸せだった人もいます

結婚して幸せになった人は、独身の人に結婚をすすめます
ただし、その人が結婚できそうもなかったり
結婚しても幸せになれそうもない人には
あえて結婚はすすめず
時には、結婚生活の愚痴を延々と語ったりします

これは一種の思いやりですから
世間に結婚生活の不満や愚痴があふれているからといって
多くの結婚が失敗であったと断言することはできません

世間では、結婚と幸せはセットであると考えられていて
その根底に愛情がなければならないと信じられています
愛情と結婚と幸福は、常に一体でなければならないと考えられています

それは、まあ、そうなのでしょう
しかし、けして簡単に実現できることではありません

愛は人を幸福にするとはかぎりません
愛のために、不幸や破滅に向かう人もいます
愛は本質的に、幸福を上回る尊いものです
愛ゆえに死を選ぶ人すらいるのです
愛には自己犠牲が伴うからです

結婚は法律の定める、現実社会の制度です
万民に当てはまる制度ですから、個々人の性格や価値観は考慮できません
日本の法律では、基本的には、男女の合意だけで成立します
建築確認申請よりも簡単です

こんな簡単な制度から、安易に幸福をつかめると考えてはいけません
結婚が成功するのも、失敗するのも
その制度自体の問題ではなく、あくまでも当事者の問題なのです