社会保険庁のデタラメぶりが明らかとなり
人々は怒りよりも不安を感じて
どうしていいか分からなくなっています

年金制度というものは、自分の老後の世話を
自分の子ではなく、他人にしてもらいたいという制度です
日本の場合は、国の制度として、全国民に強制されているわけですから
国民の老後は国が保障する制度といってもいいでしょう

自分が積み立てたお金を、老後に給付を受けて
何に使おうと、他人に文句を言われる筋合いのものではありません
我が子よりもお金の方が信用がおけるというのも
残念ながら、多くの人が認めざるを得ない現実かもしれません

それが国の制度として強制されているわけですから
安心といえば安心な制度でした
自分のお金を道楽息子に託すよりは、確実なシステムに思えました
しかし現実には、国は払い込みの記録すら残していませんでした
給付を受けたかったら、支払い実績を自分で証明しろというわけです

結局、国が道楽息子やペテン師と変わりなかったということです
記録が紛失しただけではありません
基金そのものが失われている可能性も高いのです
実際、国民が払い込んだお金を、全て金庫に納めていたら
国の経済は、デフレになって動かなくなってしまいます

預かり金の入金記録も管理できない組織が
その金をまともに運用していると考える人がいたら
それは、あまりにも世間知らずというものです
きっと、出金はさらにいい加減なはずです
そのことを誰も問題にしないのが不思議です

金さえあれば何とかなるというのは、人生を生き抜いた実感でもあるでしょう
ですから、若い頃からせっせと年金を払い込み
老後の経済的基盤を作ろうとするのは
常識的には理に適っています

しかし、そのお金を管理しているのは
自分の息子ではなく、アカの他人の息子や娘です
年金制度というものは、自分の子供よりも
他人の子供を信用する人に相応しい制度だということができそうです