R・B・ボースと中村屋のインドカリーに関するお話は
これで一旦終わることとします

まだまだ書きたいことは沢山あります
しかし勉強しなければならないことも沢山あるので
この辺で一息入れようと思います

インド独立に関する部分は、また別の角度から語りたい話もあります

今回あらためて思ったのは、戦前の日本人の
インドという国とインド人への深い同情です
これなくして、インド国民軍は成立しなかったし
そうなればインド独立も、あのような形では実現しなかったでしょう

日本人の親インド感情を形成するのに
中村屋のボースとインドカリーもまた、大いに貢献したはずです
そうなると中村屋のインドカリーは「インド独立の味」と呼べるかもしれません
そして今なお「日印友好の味」であり続けているのかもしれません

なかば歴史から忘れられたインドカリーの物語の中に
忘れてはならないものを発見したように思うのは私だけでしょうか

今回のシリーズは中島岳志著「中村屋のボース」に全面的に依存しました
中島氏の労作に敬意を表します

ただし、中村氏は戦後日本の進歩的文化人の価値観をもって
R・B・ボースや頭山満を論じようとするため
全体としては、なんとも違和感の残る著作となってしまいました
まるでクジラを文化包丁でさばこうとする試みのような・・・

若い中島氏が全力でR・B・ボースに向っていった
その情熱は素晴らしいものでした・・・
ぜひ再度、虚心坦懐にボースを見つめてほしいと思います

辛抱強くお付き合いいただいたブログ読者の皆様
ありがとうございました
ぜひ、いつの日か、いっしょに

中村屋のインドカリーを食べましょう・・・