1915年11月
日本は大正天皇の即位の大礼に沸いていました
特に、即位の大礼が行われた11月10日は
日本各地がお祭り気分に酔いしれました

ボースら在日のインド人活動家と、支援する日本人のグループは
「聖上陛下御即位ノ祝賀会」と題する
日印交流の祝賀会を開くことを決めました

この集会は、同年7月から日本に滞在していた
ラーラー・ラージパット・ラーイを発起人として開催されました
ラーラー・ラージパット・ラーイは急進派の代表格として知られ
ボースにとっては大先輩であり、尊敬に値する大物指導者でした

11月27日、集会は上野精養軒で行われました
会場には日本人44名、インド人46名
他に数名のイギリス大使館関係者がいました

ラーイの挨拶の後、全員で君が代斉唱、その後、食事が運ばれました
食事の後はテーブルスピーチが続き、各人が日印友好の重要性を語りました
中にはインド独立を日本が支援すべきだというような
過激なスピーチもありました

最後にラーイの発声で「天皇陛下万歳」が三唱され、午後9時に閉会しました

会場にはイギリス大使館の関係者が現れたにもかかわらず
イギリス国旗は掲げられず、イギリス国家斉唱もありませんでした
会場は反英ムード一色でした