土地の値段が上がったからといって
すぐに困る人はいません
土地を買いたい、家を持ちたいと考えている人だって
今住む家が無いわけではないからです
そもそも首都圏には住宅が余っていて
売れない住宅、入居者の入らない賃貸住宅が多数ありますから
普通の人が、住む場所に困るという事態は起きません

あのバブルの最中ですら
その最盛期、銀座の土地は50倍になっても
近郊都市の地価は5倍
中古マンションの価格は2倍
賃貸マンションの新規募集家賃は1,5倍
旧来の家賃の引き上げ率は1,05倍、といったところです
バブル時の地価高騰など、多くの人にとっては
銀座の土地の値上がりの1000分の1程度の影響しかありませんでした

バブル崩壊とともに、相場は元に戻り
損をしたのは、土地建物へ投資した企業や人
そこへ、お金を貸した金融機関だけです
普通の人々の直接的損失は限定的なものですし
むしろ、その後の長引く不況が多くの人を苦しめました
なぜ、バブルを、あんな強引なやり方で潰さなければならなかったのか
私は不審の念を拭うことができません

バブル崩壊で一番得をしたのは
日本の土地や日本企業、特に金融機関を買い取った外資です
信じがたいことですが、日本の銀行の不始末を日本国民の税金で整理し
立ち直った状態で、ただ同然に、外資に売り渡したことです
その他にも、外国人の手に渡ったゴルフ場や企業は沢山あります
土地建物も沢山あることでしょう