何か問題が起きると、当然政府が批判されます
ここで政府が責任をもって、きちっと対処してくれれば
それはそれで良いのですが・・・実際には役人の責任問題が発生し
担当者の立身出世に関わってきますので
政府をはじめ、全ての行政府は、まず責任回避を第一に考えます

事実を隠蔽したり、法律を盾にして
自分達の責任だけは避けようとします
法の不備を指摘されれば、待ってましたとばかり
厳しい法律を作り、さらに自分達の責任回避の手段とします
結果として国民は、現実離れした、非常識な法律の拘束を受けることとなります

航空機事故の場合、正しい情報を提供すれば
パイロットの罪は問わないというルールがあるそうです
これは深い意味のあるルールだと思います
つまりパイロット個々人の責任を追及するだけでは
空の安全は確保できないということです

仮にパイロットの気のゆるみが事故原因であったにしても
パイロットの行動や心理までひっくるめた
包括的課題として、空の安全の確立があります
そのためには何よりも、正しい情報を多くの人々が共有することが必要です

個々のパイロットの責任追及を過酷にすれば
情報は隠され、間違った知識が流通し
結果として、空の安全を阻害することになるでしょう
それは何よりも、人類にとっての損失です

ルールを作る場合、それが本当に公共の利益に役立つのか
人類の利益になるのか
そのような角度から考えてみることが必要ではないでしょうか
個々人の責任追及よりも
情報を隠蔽した者や、情報を改竄した者を
重く罰するルールを、確立すべきではないでしょうか