モラルと法律の関係は難しいです
人々のモラルが向上し、犯罪が減少すれば
結果として、法律の出番は減ります

ならばモラルの向上は法律を不要とするでしょうか
おそらく、そうはならないでしょう
むしろ、法律は厳罰を原則とし、その適用も厳格であるとき
人々のモラルの向上が起きると思います

江戸時代はそういう時代でした
人々のモラルは高く、広範な自治が行われていました
治安が良く、夜でも女性の一人歩きができました

この社会の背後には、徹底した厳罰主義がありました
窃盗ですら、一定の金額を超えれば死罪になります
その額はけして大きなものではありません
現代日本では考えられないことですが
たとえ、わずかな金銭であっても
お金を失うことは、時には人の生死に関わることもあるわけで
ある意味では、当然のことではないでしょうか
まして放火などは、当然死罪となります

現代の日本は腐るほど法律があります
それら法律の多くが、何のためにあるのか分からないような
罰則の規定もあるような、ないような
多くの人は知らなくても、なんら困らないものです

十分な収入があるのに、子供の給食費も払わない親がいるそうです
毎年のように、駐車場の車の中に子供を放置して
パチンコに夢中になり、子供を死なす親がいます
こうした親達には育児放棄として厳罰を科すべきです
なんの、お咎め無しというのが、私には信じがたいことです