ライス国務長官は日韓中を大急ぎで巡回しました
どんな成果があったのかは分かりませんが
日本にとって、いい話が何も無かったことは確かです

私はブッシュ政権が日本を見捨てる決意をしたのを感じました
イラク戦争のときは大量破壊兵器を開発している”疑惑”だけで
戦争に踏み切りました
日本も全面的に協力しました
しかし大量破壊兵器(核兵器のこと)開発の証拠はついに出てきませんでした
イラク戦争の大義は消滅したのです
それに引き換え、北朝鮮はすでに核実験を実行しているのです
ミサイル実験も実行しています

アメリカは北朝鮮問題をあくまで平和的解決をすると言っています
ひらたく言えば、核兵器を保有しても戦争はしないということです
つまり北朝鮮の核開発にGOサインを出したのです

不毛な日韓中ライス歴訪の間、注目すべき経済事件がありました
ロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン1」から産出される天然ガスの
ロシアの取り分を除く全量が中国に輸出されることになったのです
ロシアがそうしたのではありません
アメリカの国際石油資本エクソン・モービルがそうしたのです
この資源開発事業には日本も資本参加しているにもかかわらずです
つまり日本の金で開発し
ロシアと中国が天然ガスを得て、アメリカが利益を得るという構図です

これは事件と考えていいでしょう

このタイミングでこうした経済事件ご起こることに注目する必要があります
ブッシュ家はテキサスの石油資本と深い関係にあります
ブッシュ家は米国の国際石油資本の代理人のような家柄です
今回のライス歴訪は、サハリン事件の煙幕であったのかもしれません
それはまた、アメリカのアジアにおける軸足が
日本から中国へと移る象徴的な事件でもあるのでしょう

いずれにしろ、これで日本は
サハリン関係の石油天然ガス利権の全てを失いました
イラン核開発問題のあおりで、イランの権益も失いましたから
日本は石油天然ガス利権に関して、全滅です
これでもう一度、大規模な石油ショックがくれば、日本沈没ですかね
イラク戦争に全面協力した日本への
これがブッシュ政権の返礼です